ランダムスタート法とは
採卵を行う際、一般的な方法では月経3日目から卵胞を育てる薬を開始します。
ランダムスタート法は、月経周期にかかわらず、いつでも始められる方法です。
そのため、1日でもはやく始められるのがメリットです。
ランダムスタート法での採卵
採卵まで済んだので、今回のスケジュールをまとめてみました。
おくすりを使ってみた感想と体調変化についても後述します。
採卵までの流れ
- 月経9日目(CD9)からルトラール、レコベルスタート
- ルトラール錠で排卵を防ぎながら
- レコベル皮下注で複数の卵胞を育てていく
- エコーや血液検査で卵胞の発育を確認する
- 十分な大きさになったら、卵胞を成熟させ、排卵を促す薬を使い
- 排卵直前に採卵する
自己注射について
看護師さんの説明を聞きながら、使い方を覚えます。
1回目は練習。
2回目は本番。
自分のお腹に、実際のお薬を自己注射します。
やっぱり最初は怖いですね。
初めてコンタクトレンズを装着する時みたいな、直前で手が止まっちゃう感じです。
でもね、めっちゃ細くて短い針なんですよ。
採血の時みたいな針じゃないんで、ほとんど痛くないです。
それでも怖がりな私は、看護師さんに注射時の痛みを軽減する方法を聞いて実践しました。
皮下注射時の痛みを軽減する方法
- 注射剤を室温に戻しておく
体温に近いほうが、薬を注入後の痛みを軽減できるそう
使用開始後は室温(30℃以下)で保管可能
もし冷蔵庫で保管している場合は、使用前に出して手のひらで温めるとよい - 注射前に皮膚をつまむ時、痛いくらいにギューーっと力を入れる
つまんだところの痛さで注射時の痛みがまぎれる - ゆっくりではなく、テンポよく針を刺し入れる
レコべっちゃん今日もいくよ〜
とかつぶやきながら、毎日使ってました。
犬の散歩に行くような気分で。
そのほうが楽しく続けられます。
おもな体調の変化
私の場合、次のような体調変化がありました。
ご参考までに。
※必ず同じ症状が出るとは限りません。
初期は強い眠気→だんだん軽減、軽い吐き気と軟便
ルトラール、レコベル開始2〜3日目はとにかく眠かったです。
夜しっかり寝てても、日中も眠くて休日は4時間くらい昼寝してました。
けど4日目以降はちょっとだるいくらいに軽減。
気にならない程度まで落ち着きました。
使用中ずっとあったのは、軽度の吐き気と軟便。
吐き気:いつも通り食べられていたので支障なし。
軟便:お腹が痛くなることはなかったので支障なし。
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の場合、下腹部の圧迫感や痛みが強く出ることも
多くの卵胞細胞が育つことにより、卵巣に負担がかかります。
私の場合、CD15から下腹部に圧迫感と痛みが出ました。
CD16〜19にかけては、徐々に下腹部の圧迫感が増していき、
きびきび歩くと下腹部が痛むので、ゆっくりじゃないと歩けませんでした。
いつもの1.5倍は時間に余裕を持っておくことをおすすめします。
自転車に乗ってる時も振動にやられるので、段差を通るときは腰を浮かしてました。
最初にお伝えしましたが、症状や体調変化は人それぞれです。
気になることについては、病院や薬局に相談してください。
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