不妊治療記② 〜ランダムスタート法〜 採卵までのスケジュール|自己注射痛み軽減のコツとは

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目次

ランダムスタート法とは

採卵を行う際、一般的な方法では月経3日目から卵胞を育てる薬を開始します。
ランダムスタート法は、月経周期にかかわらず、いつでも始められる方法です。
そのため、1日でもはやく始められるのがメリットです。

ランダムスタート法での採卵

採卵まで済んだので、今回のスケジュールをまとめてみました。

おくすりを使ってみた感想と体調変化についても後述します。

採卵までの流れ

  • 月経9日目(CD9)からルトラール、レコベルスタート
  • ルトラール錠で排卵を防ぎながら
  • レコベル皮下注で複数の卵胞を育てていく
  • エコーや血液検査で卵胞の発育を確認する
  • 十分な大きさになったら、卵胞を成熟させ、排卵を促す薬を使い
  • 排卵直前に採卵する

自己注射について

看護師さんの説明を聞きながら、使い方を覚えます。

1回目は練習。
2回目は本番。
自分のお腹に、実際のお薬を自己注射します。

やっぱり最初は怖いですね。

初めてコンタクトレンズを装着する時みたいな、直前で手が止まっちゃう感じです。

でもね、めっちゃ細くて短い針なんですよ。
採血の時みたいな針じゃないんで、ほとんど痛くないです。
それでも怖がりな私は、看護師さんに注射時の痛みを軽減する方法を聞いて実践しました。

皮下注射時の痛みを軽減する方法

  • 注射剤を室温に戻しておく
    体温に近いほうが、薬を注入後の痛みを軽減できるそう
    使用開始後は室温(30℃以下)で保管可能
    もし冷蔵庫で保管している場合は、使用前に出して手のひらで温めるとよい
  • 注射前に皮膚をつまむ時、痛いくらいにギューーっと力を入れる
    つまんだところの痛さで注射時の痛みがまぎれる
  • ゆっくりではなく、テンポよく針を刺し入れる

レコべっちゃん今日もいくよ〜

とかつぶやきながら、毎日使ってました。
犬の散歩に行くような気分で。
そのほうが楽しく続けられます。

おもな体調の変化

私の場合、次のような体調変化がありました。
ご参考までに。
※必ず同じ症状が出るとは限りません。

初期は強い眠気→だんだん軽減、軽い吐き気と軟便

ルトラール、レコベル開始2〜3日目はとにかく眠かったです。
夜しっかり寝てても、日中も眠くて休日は4時間くらい昼寝してました。

けど4日目以降はちょっとだるいくらいに軽減。
気にならない程度まで落ち着きました。

使用中ずっとあったのは、軽度の吐き気と軟便
吐き気:いつも通り食べられていたので支障なし。
軟便:お腹が痛くなることはなかったので支障なし。

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の場合、下腹部の圧迫感や痛みが強く出ることも

多くの卵胞細胞が育つことにより、卵巣に負担がかかります。
私の場合、CD15から下腹部に圧迫感と痛みが出ました。

CD16〜19にかけては、徐々に下腹部の圧迫感が増していき、
きびきび歩くと下腹部が痛むので、ゆっくりじゃないと歩けませんでした。
いつもの1.5倍は時間に余裕を持っておくことをおすすめします。
自転車に乗ってる時も振動にやられるので、段差を通るときは腰を浮かしてました。

最初にお伝えしましたが、症状や体調変化は人それぞれです。
気になることについては、病院や薬局に相談してください。

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